風間塾②

パーツ②です。

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■Jリーガーになった息子2人に“何かを教える”ということはなかった

サッカーを通じて子どもを成長させるためには”親が共に楽しむ”ことが重要である、と強調していた風間監督ですが、プロサッカー選手である2人の息子さん(風間宏希・ギラヴァンツ北九州所属、風間宏矢・FC岐阜所属)を育てる過程でもそのスタンスを出していました。
「なにかを教えるということはなかったです。ただ、『ボールを蹴って』と言われれば付き合うし、『シュートの練習をしたいからクロスを入れてくれ』と言われてもそう。多分どこの親よりもうまいです(笑)。ただし、わたしから”こうしろ”とは言わなかったですね。やるとしたら、子どもたちとゲーム(試合)をして『勝ったらアイスを買ってあげるよ』というような約束をして。でも、わたしが勝ちますよね。それで『ああよかった。アイスを買いに行こうと思ったのに、お前らは本当にまだまだだな』と言って遊んでましたね」
楽しみながらサッカーができる環境があったからこそ、2人の息子はプロの世界へ羽ばたくことができたのかもしれません。

■楽しむから考えるようになり、どんどん成長する

もう1つ、風間監督が説く重要な点は“考える”ことから自主性を身につけること。そして、その“考える”状況や機会を大人たちがつくることです。
「楽しいということは、自分がやっている実感があること、そして自分の成長がわかること。そうなると、自然に次から次へと自分で考えて行動を起こすようになります。楽しみ、考える力がサッカーでいうアイディアと技術に発展します。要するに、やらされるのではなく、自らで考え自分をどんどん向上させていくことが大切です。さらに自分が立てた目標に挑んでいくことが、スポーツでは重要だと思います。その姿勢を周りの大人がほめてあげることで、子どもたちをもう一つ期待させることができます。スポーツは、日常にはない喜怒哀楽を起こさせてくれる分、自分がどれだけやったか、あるいはやれたかがわかりやすい世界です。そういう子どもの挑戦を見られるのは幸せなことですね」

■負けた試合を振り返るのではなく、明日は勝てる期待感を伝える

サッカーをする子どもたちに風間監督が説いている象徴的な言葉があります。「"自分に期待しろ"ということです。”やらされるな”と。自分のやりたいようにやって、うまくなっていけばいいんです」
考え詰めて解決策を見つけ出したとしても、プレーをするときに自信を持っていなければ、つまり自分への期待感がなければその解決策を実行することができなくなるかもしれません。自ら熟考して見つけ出した解答も、実行できなければもったいないですよね。だからこそ、子どもたちが自信を持って自らの考えを実行できるようになるための土壌をつくることも大切です。ここまでにも触れたように、見守る親が期待して背中を押すことが、子どもたちの成長を促すことになります。試合でうまくいかなった、負けてしまったという状況に遭遇しても、その試合を振り返るのではなく、次の試合への期待感を伝える。こういうことが重要です。
「勝ち負けを約束できる人は誰もいません。次にどうベストを尽くすか、勝つ自信を持って戦いにのぞめるか、そしてその準備をするか。これこそ選手がうまくなっていくうえで、もっとも大切な姿勢です。この姿勢が身につけば、きっと勝てる選手になっていくと思います。うまくいかなかったら、これ以上もっとうまくなるチャンス、負けてしまったら、明日は”勝てる”と考えていけばいいわけです」

■子どものサッカーを観戦できるのは、親に与えられた"特権”

最後に子どもを持つ親御さんたちへのメッセージをお願いしたところ、風間監督は”楽しむ”ということを強調しつづけました。
「子どもがサッカーをしていることを一緒に楽しんであげることがもっとも重要です。わたし自身も経験しているのでわかりますが、親には大変なことがたくさんあると思います。ですが、それでストレスが溜まってしまってはしょうがない。子どもたちと一緒にサッカーを楽しむこと。子どもが成長するたびにサッカーの環境が変わっていきますけど、そのなかで新たな楽しみを見つけられればよいと思います」

サッカー指導者を続けてきた風間監督は、週末の試合は自らのチームを率いなければいけない関係で、息子さんたちの試合を観戦することがほとんどできなかったと言います。だからこそ、両親が自分たちの子どもの試合を見られることは“特権”であり、「もしかしてバルサ対レアルを観るよりも、楽しいかもしれない」と語りました。この特権を楽しまない手はありません。そして、それを楽しんだ先に見えるものが、期待以上に成長した子どもたちの姿なのでしょう。

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この考え方をもって行動する。
その場の感情には流されないようにしましょう。

おやまフットボールクラブ
代表 堀井 一
「サッカーで幸せを
  その幸せがみんなの幸せに」

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プロフィール

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Author:oyamafc
栃木県小山市(おやまし)にて、幼児・少年少女のサッカースクールおよび、指導者の派遣事業を行っています。

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