風間塾

僕は今フロンターレの監督の考え方をリスペクトしています。
真似したい考えであり。理想とする考えです。


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■好きなようにやらせてあげることこそ、子どもが伸びる秘訣

“どのように教えれば子どもはサッカーがうまくなるのでしょう?”という疑問や質問は風間監督のもとにいまでも多く寄せられると言います。テレビ番組でのわかりやすい解説でお茶の間の支持を集め、現場における選手育成にも定評があることを考えれば、当然のように思える。ところが開口一番返ってきた答えは意外なものでした。

「『サッカーを"教えて"いませんか?だから、うまくならないんです』とわたしは答えています。たとえばわたし自身、現役時代はうまい選手だったかもしれないけど、その経験で培ってきたものを子どもたちにただ与えても、自分を超える選手にならないかもしれないし、時代遅れの選手になってしまうかもしれない。だから、“子どもの好きにやらせてあげれば良いのではないか”と考えていますし、それが伸びる秘訣でもあります」

サッカーをするにあたっての最低限の技術は教える一方で、深く入れ込み過ぎず、自主性に任せる。これが風間監督の考えのようです。こういった考えに至るまでには、監督自身がサッカー少年として育ってきた環境や経験に裏付けされています。逆に、両親からの接し方は自身のマインドのベースには「まったく無かった」と断言します。

「わたしは小学校5年生でサッカーをはじめたのですが、あっという間にのめり込みました。ボールがわたしの言うことを聞いてくれない、だからおもしろいと、どんどんサッカーにはまっていきました。辛いことがあっても、ボール一つあれば一人で何時間でも遊んでいられました。ボールは、自分がやった分だけ自分に返してくれる最高の友だちだったので、手と同じようにボールを足でつかめないか、手よりも足のほうがおもしろいことはできないかと、いろんな工夫をするのが最高の遊びになっていました。それに、勝てばほめてもらえる、すごいプレーをすれば驚かれる、どんどん強い相手に会える。そうやって楽しむことで、どんどん自分がうまくなっていくことを感じていました」

サッカーをしているときが、辛いことや嫌なことを忘れられる貴重な時間。それは、年代を問わずプレーヤーとして活動しているすべての人に当てはまることでしょう。このサッカーをする”楽しい”時間の中で得られるさまざまな経験や、局面局面で自ら考えてプレーをすることが、子どもたちを成長させると風間監督はつづけます。

「逆に、強い相手や、負けることが怖くなることもありました。小6で初めて市の大会の決勝に行ったときに、吐き気がしたことを今でも思い出します。前日にグラウンドにいって、『グラウンドの大きさもボールもいつもと同じだ、きっとやれる』と思って、家に帰りました。今考えれば、できるようになればなるほど負けることが怖くなり、自分がチームを勝たせなければいけない、そのためにうまくならなければいけないと、感じていました。わたしは母親に育てられましたが、そんなわたしに母は何も言いませんでした。自分が好きなものなら、とことんやればいいという考え方だったと思います。人にやらされるのではなく、大きくても小さくても、戦う場所は自らで切り開いていかなければなりません。そしてその場は、必ず多くのことを教えてくれます。それを見守ってあげるのが親や先生の役目なんだと思います」

■スポーツの中で許される“争い”が、子どもを育てる

「今は、本来であれば”戦ってはいけない”社会ですよね(笑)。でも、サッカーに限らずスポーツというのはルールの中で戦える。戦うという行為は、大きくこころが動く。”こころが動く”ということはそれだけ”ものを考える”ようになるということ。悲しいことも、嬉しいことも、怒ることも、”落ち着かなきゃ”と冷静になることもある。そうやっていろいろな経験を得られるのですが、それを、親や、学校の先生が教えるにも限界があります。スポーツの中で、自分自身で気がついたり感じたり、負けるのが嫌だと思ったらそれなりに工夫をするようになる。それから、そこに向かって”考えて実行するようになる”。この経験が当人を成長させます」

スポーツの中で許される”争い”のなかで、多くの喜怒哀楽を経験できるだけでなく、ライバルに勝つための工夫や努力を重ねることもできます。そのなかで、子どもたちは人間として成長していきます。成長の種が多く巻かれているピッチの中に送り込まれることで、子どもたちはいろいろと吸収するのです。だからこそ、風間監督は「ご両親はそこに対して応援してあげることが1番いい」と口にしました。

「子どもたちは親が思っている以上にサッカーをプレーすることで、いろいろなことを学びます。よく『うちの子はサッカーができない、向いていない』とか言うけれど、それは子どもたちが後で決めること。そういうところは少し寛大になってあげるといいと思います」

“寛大になる”という考えに関して、風間監督が小さいころに起きたあるエピソードを教えてくれました。

■親も一緒に楽しめればいい

風間監督が中学生のときに、欧州遠征のメンバーに落選してしまったことがありました。その際、監督が落選にショックを受けたと感じたお母さんは、当時の価格で20万円ほどするステレオを買い与えてあげたのです。ところが、その後にくり上がりで欧州遠征のメンバーに入ることになりました。ただし、必要な費用は50万円。

「母が”行きたいかどうか”を聞いてきたので、わたしは「いや、(行かなくて)いい」と答えました。すると母は『答えになってない。わたしが聞いているのは行きたいか行きたくないか』だと。わたしは『行きたい』と答えました。次の日、母は50万円を持ってきて『いつまでも自分の好きなことをやるのに人の金を使うな』と言ったんです。すごく大変なことですよ。でも、やっぱりそこは自分の中ではお金に変えられないもので、50万の価値ではないものをもらったんです。わたしが母だったら、わたしにお金は出せなかったと思うんですけどね(笑)」
風間監督は、さらにつづけます。

「わたしはこの遠征で見たことが、その先の道標になっていることは間違いないと思っています。見たこともないきれいなグラウンド、大きな相手、食べたことのない食事、言葉が通じない世界。それでも、サッカーというスポーツで戦え、つながることができる。まだまだ柔軟な少年の心に、大きな影響を与えてくれました。後にドイツにいったのもそのおかげだと思います。だから、わたしの子どもたちにも同じような経験をしてほしいと思っていました。そこでサンフレッチェを辞めてドイツへ渡る時には、家族全員で行きました。娘は地元の小学校に、長男は地元の幼稚園に入れたのですが、特に小学3年生だった長女は最初はとても怖がっていました。言葉の分からない世界に突然飛び込まなければならなかったのですが、その経験はものすごく大きかったと今でも言いますね。その後、息子は海外にサッカーの経験を積みに行き、娘は海外の大学に入って自分の好きな勉強をしてきました。彼らの頭の中の世界は、わたしが思っていたよりも広がっていたのかもしれません」

サッカーに限らず、子どもの能力というのは大人が想像する以上のものを生み出します。それを期待し、応援する姿勢の重要性を風間監督は強く感じています。そして、こう続けます。

「親も一緒に楽しめればいいな」

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大人のあり方でもっともっと良い環境になる。

おやまフットボールクラブ
代表 堀井 一
「サッカーで幸せを
  その幸せがみんなの幸せに」

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栃木県小山市(おやまし)にて、幼児・少年少女のサッカースクールおよび、指導者の派遣事業を行っています。

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